サニーデパートは、かつて北海道帯広市に存在していた百貨店である。1990年代に事実上、飲食店ビルへ業態変更し、後に建物名称もビルを所有する(デパートを運営していた)法人の名称である「坂本ビル」に改称している。

沿革

前史

  • 1925年(大正14年) 現在地に前身である坂本勝玉堂(判子屋) 開業。
    • 後に、十勝石細工工芸品の販売・電材屋・洋装店も手掛ける。
    • 1950年(昭和25年) 2階にダンスホール坂本会館 開業。小説「冬の花火」(渡辺淳一著)にも登場。
    • 1967年(昭和42年)11月26日 ダンスホール坂本会館からの出火で、坂本勝玉堂 全焼。

本史

  • 1969年(昭和44年)10月30日 寄合百貨店サニーデパート 開店。
  • 1977年(昭和52年) 市内老舗書店が4階にテナント入居。
    • 1988年(昭和63年)3月 テナントから撤退・移転。
  • 1985年(昭和60年) こどもデパート構想が検討されるも、諸般の事情で断念する。
  • 1988年(昭和63年) 商号を「サニービル」に改称。

後史

  • 1994年(平成6年) 商号を「坂本ビル」に改称。内装設備の大改装を行い、飲食店ビルへ業態変更。

デパート時代の主なフロア構成

フロア総面積は、753.51m2(1440.46坪)。

主な入居テナント

かつて入居していたテナント

  • 田村書店
  • クイーンズスタンプ
  • つうけんテレコン・ショップ ※ パソコン、電話機
  • 99%
  • カナディアンパーク

その他

  • かつて、下記箇所にも支店が存在していた。
    • 帯広駅(高架化前の先代駅舎) 地階フロア内
    • 帯広空港 1階フロア内
  • DREAMS COME TRUE結成前(インディーズ時代)の吉田美和が北海道帯広柏葉高等学校を卒業する際(1984年3月10日・11日)、サニーデパート6階にあった大ホールで「Good bye High School 吉田美和 TAKE OFF CONCERT」と題した高校卒業記念ライブ・コンサートを催した。

脚注

関連項目

  • 寄合百貨店
  • 旧藤丸、旧ハトヤ百貨店、旧ほくそうデパート帯広店、旧有沢デパート(有沢衣料店)
  • 旧ポポロ(長崎屋帯広店(初代)建物)、旧金市館帯広店、イトーヨーカドー帯広店(初代)
  • 夢の王国サンタ愛ランド構想(サニーデパートも支援)、津川雅彦、大理石村ロックハート城

外部リンク

  • 坂本ビル 公式HP
  • 20年前と今の帯広中心部(十勝毎日新聞)
    • “マジックの図書室”5千冊公開します 37年間、書籍収集の坂本さん(2007年4月12日)
  • 北の屋台 公式HP(サニーデパート創業者も設立発起人の主力メンバー)
  • 昭和の記憶06 サニーデパート(高原淳写真的業務日誌) - クナウパブリッシング(「月刊しゅん」「northern style スロウ」出版社)経営者によるHP。

はじめまして サニーカフェです!

いよいよ今週末、サニーデイマーケット開催です。 atelier SUNNY DAY(アトリエ サニーデイ)

サニーの求人・採用・アクセス情報 ジョブメドレー

食品ロス削減プログラム いっぱい食べて地球を救う?「もぐにぃ」登場!

サニーマート 中万々店 事例紹介|サンクリエーション