赤堀駅(あかほりえき)は、三重県四日市市赤堀二丁目にある、四日市あすなろう鉄道内部線の駅である。
日永駅から乗り入れる八王子線の列車も停車する。
歴史
- 1912年(大正元年)10月6日:三重軌道の日永 - 南浜田(1944年に廃止)間が開通。同時に開業。
- 1916年(大正5年)7月19日:三重鉄道に移管。
- 1944年(昭和19年)
- 2月11日:会社合併により三重交通の駅となる。
- 11月:四日市方に0.1キロメートル移設。
- 1956年(昭和31年)9月23日:名古屋線四日市付近経路変更に伴い諏訪駅が移転し、赤堀 - 諏訪間の経路が変更。諏訪駅は近畿日本四日市駅(現在の近鉄四日市駅およびあすなろう四日市駅)に改称。
- 1964年(昭和39年)2月1日:三重交通の鉄道事業分離譲渡により、三重電気鉄道の駅となる。
- 1965年(昭和40年)4月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1998年(平成10年)4月1日:無人化。
- 2015年(平成27年)4月1日:四日市あすなろう鉄道に移管。駅施設は四日市市の所有となる。
- 2021年(令和3年)8月21日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。ホーム有効長は3両分。棒線駅のため、内部・西日野方面行きと四日市行きの双方が同一ホームに発着する。
あすなろう四日市駅管理の無人駅だが、駅舎内の自動券売機で当駅からの乗車券を購入可能。駅舎はホームの四日市寄りにあるが、IC改札機を除き改札口での検札は行われない。
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
赤堀駅の利用状況の変遷を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
駅周辺
駅周辺は常磐地区の手狭な住宅街であり、寺院は西側に集約されている。東へ抜けると国道1号や新正駅(近鉄名古屋線)に至る。かつては旧東海道沿いに鈴木薬局(1852年(嘉永5年)に建設された製薬所)があったが、2017年(平成29年)に解体が行われた。
隣の駅
- 四日市あすなろう鉄道
- ■内部線(■八王子線直通含む)
- あすなろう四日市駅 - 赤堀駅 - 日永駅
脚注
参考文献
- 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月。全国書誌番号:21906373。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 四日市市赤堀地域




