石橋瓦窯跡(いしばしかわらがまあと)は、京都府綴喜郡井手町にある窯の遺構(窯跡)。
概要
奈良県奈良市中心部にある大安寺は、奈良時代から平安時代前期にかけては南都七大寺の1つであり、当時の伽藍跡は「大安寺旧境内」として1921年に国指定の史跡となっている。井手町にある窯跡は出土した瓦の粘土、文様から、大安寺創建期の瓦を生産した「棚倉瓦屋」(たなくらかわらや)と位置付けられ、2006年に「大安寺旧境内附石橋瓦窯跡」(だいあんじきゅうけいだいつけたりいしばしかわらがまあと)として国指定の史跡に追加指定されている。
所在地
京都府綴喜郡井手町大字井手小字石橋、清水
- 井手町まちづくりセンター椿坂のそば
- 玉川右岸の河岸段丘上にある。
脚注
参考文献
- 奈良文化財研究所(編)『【図説】平城京事典』柊風舎 2010年
関連項目
- 大安寺
外部リンク
- 奈良県歴史文化資源データベース
- 史跡大安寺旧境内附石橋瓦窯跡保存整備検討会議設置要綱
- 第111回埋蔵文化財セミナー資料(京都府埋蔵文化財調査研究センター)




