日産・MAエンジンとは、日産自動車の直列4気筒ガソリンエンジンの系列である。主にK10型マーチとその派生車種に搭載されている。後継機は日産・CGエンジン。

水冷エンジンであり、8バルブの半球形シリンダーヘッドを備えたE型エンジンと設計の大部分を共有しているが、アルミニウム製シリンダーブロックを使用している点が異なる。

バリエーション

MA09ERT

MA10S

MA10E

ザウルスジュニアに搭載された。5速ミッションと20Lガソリンタンクとともに、横置きに搭載された。エンジン制御はECCS(電子集中制御インジェクションシステム)が行う。

MA10ET

MA12S

MA12Sは、より大型の1.2 L (1,235 cc) エンジンの名称であり、MA10Sの排気量、ボア(ピストン、シリンダー)、ストローク(クランクシャフト)が拡大されている。加えて、コンロッドの長さ、シリンダーヘッド(ボア径)が変更されている。K10型マーチに採用されていた。

またMA12Sは、本体の重量が70 kgと非常に軽量であるため、ホームビルト機であるプラッツァー・キービッツにも使用された。

  • バルブトレイン:SOHC シリンダーあたり2つのバルブ
  • 点火方式:キャブレター

脚注

関連項目

  • 日産自動車
  • 日産のエンジン型式一覧

日産エンジンミュージアム

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