うとね(ローマ字:JDS Utone, MSC-633、MST-475)は、海上自衛隊の掃海艇。たかみ型掃海艇の4番艇。艇名は鵜渡根島に由来する。
艦歴
「うとね」は、第3次防衛力整備計画に基づく昭和43年度計画掃海艇333号艇として、日立造船神奈川工場で1969年8月6日に起工され、1970年4月6日に進水、1970年9月30日に就役し、第2掃海隊群に編入された。定係港は横須賀。同年11月19日、第2掃海隊群隷下に新編された第42掃海隊に「みやけ」とともに編入された。
1975年12月15日、第42掃海隊が横須賀地方隊に編入。
1986年12月16日、掃海母艇に種別変更され、船籍番号がMST-475に変更。呉地方隊第101掃海隊に編入。
1993年2月9日、除籍。
参考文献
- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)
登場作品
- 『沈黙の艦隊』
- コミックス第9巻に収録の「海から来た男」にて竹上総理直々に経過報告のため召喚された深町の上陸用の為、「MST-475うとね」が登場する。
関連項目
- 海上自衛隊艦艇一覧



