国際連合安全保障理事会決議1981(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ1981、英: United Nations Security Council Resolution 1981)は、2011年5月13日に国際連合安全保障理事会で採択された決議である。コートジボワール(象牙海岸)情勢に関する過去の決議(1933、1942、1946、1951、1962、1967、1968、1975、1980)を想起した上で、安保理は、国際連合コートジボワール活動(UNOCI)の活動期限を2011年7月31日まで延長し、リベリアからの国際連合の部隊の一時的な再派遣の期限を2011年6月30日まで延長した。
リベリアからコートジボワールへの部隊の一時的な派遣は、予定より1カ月早く終わることになった。
決議
見解
安保理は、決議の序文として、決議1609(2005年)と決議1938(2010年)における国際連合平和維持活動間の協力協定を想起し、必要に応じて国際連合リベリア・ミッション(UNMIL)からUNOCIに追加兵力を一時的に派遣する意向を示した。
行為
安保理は、国際連合憲章第7章に基づき、UNOCIの活動期限を2011年7月31日まで延長し、UNMILの部隊の一時的派遣期限も2010年6月30日まで延長した。一時的に派遣される部隊は、歩兵3個中隊、航空隊1個隊、攻撃ヘリコプター3機と乗組員で構成された。
最後に、国際連合事務総長の潘基文は、同日中にUNOCIの任務の評価について報告しなければならないとされた。
関連項目
- 2010年コートジボワール危機
- 第一次コートジボワール内戦
- 2011年コートジボワール議会選挙
- 2010年コートジボワール大統領選挙
- 国際連合安全保障理事会決議の一覧 (1901-2000)
- 第二次コートジボワール内戦
参考文献
外部リンク
- ウィキソースには、国際連合安全保障理事会決議1981の原文があります。
- Text of the Resolution at undocs.org




